今日のブログはテニスには全く関係ありませんがとにかく聞いてください、いや見てください、感じてください。

これは僕が住んでいるアパートの駐車場図です。
いかん、もう腹立ってきた(笑)
おばちゃんがね、洗車してたんですよ、通路のど真ん中でね。
僕が駐車場に入って来た時にはもう前のCR-Vは停まっていましたよ。
CR-Vのおじちゃんは日頃良く会う人で、たまに世間話なんかを交わす程度です。因みに彼の駐車ロットは右上です。
スルスルとCR-Vの後ろにつけた僕は、シチュエーションを見て当然このおばちゃんは我々が待っているのを知っているんだろうなと思っていました。もしくはCR-Vさんが既におばちゃんに洗車を一時中断して車を移動するように伝えているものだと思っていました。
おばちゃんは相変わらず洗車している。
CR-Vさんは車から出てこない。
おばちゃんはまだ洗車している。
CR-Vさんはじっと待っている。
出番です。
車を出てドアを閉めてもおばちゃん気づきません。
”Excuse me, Ma'am, would you mind moving over?”
(すみません、車を移動していただけますか?)
"Oh, you guys are waiting for me?"
(もう訳したくない)
明らかです、火を見るより明らかです。
子供が口のまわりにクリームいっぱいつけて僕アイス食べてないよ、というウソくらい明らかな状況です。
だって車2台並んでんのよ。
そもそもね、洗車するにしたって、右か左かどちらかに寄ればCR-Vさんも僕も通れるわけですよ。しかも僕に限って言うなら、一旦部屋に上がってテニスの用意をしてすぐに家を出なければいけないわけだ。そう、急いでるんですよ、マーム。
「すぐどかすからちょっと待ってね」
いいですとも、僕だって子供じゃないんだ。
ど真ん中で洗車していようとも、すぐに車をどかしてくれるのであれば何の問題もないですよ、マーム。
「あらやだ、車ロックしちゃってるわ。カギは車の中なのよね」
で、その後無言のまままた洗車を始めました、分かります?また洗車し始めました。いやまじで、洗車を再開したんですよ。
”あ、あの、スペアキーは持っていないのですか?”
「いやいや、娘が今上に上がっていて、その間に洗車を手伝っていただけだから電話すればすぐに下りてくると思うわよ。あ、携帯電話も車の中だわ、だったらあなた電話貸してくれる?」
とりあえず気まずそうな顔してくれる?
そりゃそうですよね。
普段自分の携帯から電話しているわけで、娘の携帯電話番号なんか覚えちゃいないですよね。
❝ブ~~~ん❞
CR-Vさんはこの段階で戦死。
静かに目を閉じて駐車場から出て行きました。
”分かりました。ではこのアパートの中に入って娘さんの部屋まで行けばカギを持ってくることは出来ますよね?”
「あら、あなた頭がいいわね、それでもいいなら私が取りに行ってあげてもいいわよfor you」
この★※▽◇■▼※★◆なんてことは思いもしませんし口にも出しません。だって僕は仙人だから。あごひげも生やしてるし。
実はこれなんて沢山の中の一例にすぎないんです。
車の運転や駐車場での気の利かなさは17年住んでいても一向に慣れません。
日本の皆さん、ドライビングシーンでの皆さんのその優しさは日本だけなのですよ。思いやりを有難うございます。